火災後の焦げ臭

実は、独特の焦げ臭が、家中に染み付いています。

燃えた物やススが付いた物を、すべて運び出した上で、一般のハウスクリーニング業者や内装業者に依頼しても、臭いだけは簡単に取れません。一見きれいに思える物から、天井、壁、床に至るまで、家全体に、焼け焦げ臭が染み付いているからです。そのため、火災後の消臭施工は非常に困難で、専門的な知識と技術が必要になってきます。

ご相談事例

「火災後の臭いが、なかなか消えなくて…。 有害な物質の存在も、気になっています。」

火災があった後、燃えた家財道具を買い替え、床板も張り替えました。しかし、自分たちでは気付かなかったのですが、来客があった際に、まだ臭いが残っていると指摘されました。また、火災後の臭いには、ホルムアルデヒドのような有害物質の問題もあると聞き、小さい子供がいるので心配です。何か危険などは、ないでしょうか…。

クリーナーズにお任せください!

染み付いた臭いまで、プロの技を駆使し、徹底的に除去します。

火災後の臭いは、何もしないでも、窓を開けておけば無くなるというものではありません。主な臭いの原因としては、硫化水素、窒素化合物、アミン、アンモニアが考えられます。これらは、たとえ微量でも嫌悪感を抱いてしまう物質です。また、臭いの成分が、ススの付いていない物や、燃えていない物にも、染み付いている可能性があります。有害物質も含めて、まずは現状の調査から開始。状況により、染み付いた臭いまで、しっかりと除去します。

ワンポイント・アドバイス

火災後の焦げ臭には、有害物質も…。

火災現場の臭いの中には、ホルムアルデヒドのような有害な物質も多く含まれています。シックハウス症候群の原因物質の一つとされ、人体に取り入れられると、頭痛や目の痛みの原因に。さらに、ダイオキシンも大量に発生している可能性があります。これらの物質は、焼け焦げた部屋だけでなく、家中に広がっているので、あらためて適切な処理が必要です。

火災後の焦げ臭には、有害物質も…。

火災現場の消臭実例

当社が実際に承った火災現場での消臭施工の流れをご紹介します。

1臭気判定士による臭気調査、消臭対策の検討

まずは、現場において、臭気強度を測定。これにより消臭施工後の臭気レベルを保証いたします。その上で、最適な消臭工法を検討し、施工全体の管理を行います。

 
臭気判定士による臭気調査
臭気判定士による臭気調査

2天井、壁面についた煤(スス)の除去

臭気発生源であり、ダイオキシン対策としても必要なススの除去を行います。躯体に残存するススや焼け焦げあとを、特殊な薬剤で除去。水処理が不可能な場合は、グラインダーにて除去します。

天井、壁面についた煤(スス)の除去
天井、壁面についた煤(スス)の除去

3特殊洗浄剤による有害物質の吸着、火災臭の低減

天井や壁面には、まだ焼け焦げ臭が染み込んでいます。この臭いを、発泡処理した特殊な洗浄剤で、有害物質と一緒に吸着除去。ここまでの施工により、臭いも劇的に低下します。

特殊薬剤によるコーティング処理
特殊薬剤によるコーティング処理

4特殊薬剤によるコーティング処理

最後に、特殊薬剤を散布処理することにより、表面のコーティング処理を行います。特殊薬剤の触媒作用により、壁面や天井の奥にまで染み込んでしまった焼け焦げ臭を、分解消臭していきます。

臭気判定士による臭気調査、消臭対策の検討
臭気判定士による臭気調査、消臭対策の検討

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