2020年3月 火災臭の消臭
●火災臭の消臭
先ごろ、京都の亀岡市にて、時代劇のドラマ撮影中に、演出用に使っていた炭の入れ物を誤って倒してしまい、山火事になったというニュースがありました。幸い火は消し止められて、たいした怪我人もいなかったようなので不幸中の幸いとはいえるかもしれません。しかし、4万㎡焼けたとの報道でしたので、かなりの広さになります。年初にはオーストラリアで大規模な山火事がおこって大変なことになっていましたので、くれぐれも今後は注意して頂きたいですね。
さて先日は、兵庫県内の店舗で火災が発生して、その後の消臭作業を行ってきました。普通に原状回復工事を行っても火事の後の焦げ臭いニオイは残ってしまいます。そうなるとお客さんに敬遠されることにもなりますので、お客商売にとっては一大事です。きちんと消臭して、また復旧できる状態になりましたので、順調に商売をしていかれるといいですね。
2020年2月 室内殺菌消毒
●室内殺菌消毒
先日、宿泊施設で吐血してお亡くなりになられたお部屋の殺菌消毒を行ってきました。病死ということでしたが、(詳しい死因は宿泊施設には知らされていませんでした。)なんの病気かわからないので怖いですよね。まして、血液となるとそこに感染症のリスクも高くなってきます。心臓や脳の病気かもしれませんが、吐血されたということは内臓疾患の可能性も考えられます。血液中に含まれる感染症で怖いのは、まず肝炎ウイルスでしょうか。他にもHIVウイルスの可能性なども考えられます。とにかくスタンダードプリコーション(標準予防策)の考え方に従って、様々なウイルスの可能性を考えた上で、室内の殺菌消毒を行いました。まずは、吐血場所が浴室だったので、浴室を消毒の上、浴室全体を洗浄の上、消毒薬で清拭を行い、念のため客室全体も消毒薬を噴霧して殺菌消毒を行いました。通常清掃であれば、従業員の方で行えますが、こういったリスクの高い場所の清掃は危険が伴いますので、専門的な会社にご相談されて決められることをお勧めします。