2020年11月 ペット臭(犬)消臭
●ペット臭(犬)消臭
先日、犬を飼っていたマンションの消臭工事を行ってきました。ペット可の物件でしたが、躾が酷く、そこら中におしっこをしていることがわかるような状態でした。壁も黄色に変色しており、床も所々ふやけている状況、柱などにも爪でひっかいた痕が残っていました。部屋中がアンモニア臭い状態でした。動物には罪はありません。飼われているだけですから。やはり飼う以上は、飼主の方は責任を持つ必要があります。きちんと躾をして育てる。それができないのであれば、動物は飼うべきではないでしょうね。
こうした物件で原状回復工事でもめるケースは多々あります。消臭について簡単に考える人がおられますが、おしっこなどで部屋中にニオイがついてしまった場合、薬剤による化学的消臭では対処できません。物理的な消臭が必要になります。すなわち、内装材の解体も必要になるわけです。ペットを飼う際には、きちんと飼うようにしてください。
2020年8月 ペット臭の消臭
●ペット臭の消臭
ペットと一概にいっても、色々いるわけですが、やはりペットの種類によって臭気の成分や質が変わってきます。代表的なペットしては犬と猫がいるわわですが、どちらもおしっこによるアンモニアの臭気は変らないのですが、猫の場合はこのアンモニアの臭気が一段ときつくなります。犬の特徴としては、肉球などから排出される皮脂成分系の臭気が強いのでより獣っぽい臭気になります。ちなみペットではないですが、イタチなどは猫と同じくアンモニア系の臭気が強い傾向にあります。
先日は、猫の多頭飼いに加えて、トイレの躾もできてなかった状態の場所で消臭を行ってきました。長年のそういった生活で内装材のいたるところにおしっこがかけられており、スケルトン工事(内装材を全て解体撤去して、建物の枠組みだけにしてしまうことです。)を行わないといけない状態でした。こういったお部屋の場合、スケルトン工事をしても、まだ臭いますので、そこから更に消臭作業が必要になります。やはり、ペットはきちんと躾て、清潔な状態で飼って頂きたいですね。