●感染症後の消毒

肝炎の疑いのある方が亡くなられたお部屋の消毒に伺いました。その方は、生活保護受給者で身寄りのない方。お部屋で体調を悪くして、亡くなられてしまったそうです。幸い発見は早かったのですが、現場には喀血の跡や、血便の跡が残っておりました。依頼者は大家様で、病状・死因などは知らせてもらえなかったそうです。しかし、室内の状況から判断して、肝炎キャリアであった可能性も高く、部屋の中を消毒させて頂きました。こういった場合にうかつに自分で清掃してしまうと、肝炎に感染してしまう危険性もあります。ちょっとだからと油断せずに、専門業者のご依頼をされるのが賢明な判断だと思います。お金を惜しんだために、病気になっては元も子もありません。

古い公団住宅にて、ベランダに大量の鳩糞があり、除去してほしいとのご依頼。また空き部屋の中にも鳩が侵入して、糞をしており、こちらも除去してほしいとのこと。

お部屋の中も、ベランダもきれいに鳩糞を除去しました。鳩糞で怖いのは、糞の中に病原菌や害虫が大量に潜んで入りことです。サルモネラ菌（食中毒を引き起こします。）クリプトコッカス症、オウム病クラミジア、ダニ等多くの問題が潜んでいます。鳩糞を取り除く際に、周囲に糞害を及ぼさないのはもちろんのことですが、除去後の殺菌消毒もきちんとさせて頂きました。

侮るなかれ、鳩糞です。（危険な代物ですよ。）