2020年4月 新型コロナウイルスの消毒
●新型コロナウイルスの消毒
緊急事態宣言が39県で解除されました。近畿2府3県の宣言解除も近い状況になっています。一時期の感染者拡大の流れから、ここ数日は感染者が抑えられた数字になっています。とはいえ、韓国やドイツ、中国、日本で言えば北海道のように、いつまた再拡大傾向になるかはわかりません。治療薬、ワクチンも無い現状ですので、ある程度感染者が出るのはあきらめて、うまく付き合っていくしかありませんね。感染経路不明者が大勢出て市中感染が広まらないように、手洗い、うがい、マスクの着用、ソーシャルディスタンス、そして適切な消毒作業、これらを励行してうまく感染拡大防止していくことが必要ですね。4月は新型コロナウイルスの施設内消毒(陽性者が出た場合及び濃厚接触者が出た場合)はもちろん、予防的消毒(陽性者及び濃厚接触者は出ていない場合)でも多くの現場で対応させて頂きました。感染者は減少傾向にありますが、油断はできませんので、いつでも対応できるよう準備しております。
2020年2月 室内殺菌消毒
●室内殺菌消毒
先日、宿泊施設で吐血してお亡くなりになられたお部屋の殺菌消毒を行ってきました。病死ということでしたが、(詳しい死因は宿泊施設には知らされていませんでした。)なんの病気かわからないので怖いですよね。まして、血液となるとそこに感染症のリスクも高くなってきます。心臓や脳の病気かもしれませんが、吐血されたということは内臓疾患の可能性も考えられます。血液中に含まれる感染症で怖いのは、まず肝炎ウイルスでしょうか。他にもHIVウイルスの可能性なども考えられます。とにかくスタンダードプリコーション(標準予防策)の考え方に従って、様々なウイルスの可能性を考えた上で、室内の殺菌消毒を行いました。まずは、吐血場所が浴室だったので、浴室を消毒の上、浴室全体を洗浄の上、消毒薬で清拭を行い、念のため客室全体も消毒薬を噴霧して殺菌消毒を行いました。通常清掃であれば、従業員の方で行えますが、こういったリスクの高い場所の清掃は危険が伴いますので、専門的な会社にご相談されて決められることをお勧めします。