退去と消臭
- 2021年12月17日
- カテゴリー: 部屋消臭
・退去と消臭
ブログお読みいただきありがとうございます。消臭・消毒のクリナーズスタッフ横山です。
住居が賃貸借契約の場合、退去の際の原状回復費用というのが、結構もめる原因となったりまします。国土交通省がガイドラインを出すなどしてから、だいぶ変わったとは思います。今は入居時にどこまで負担するか明記されている場合も多いです。やはりもめるのは嫌ですよね。とはいえ、新品状態にして戻すのは賃借人の義務ではないので、明らかに金額的に無茶苦茶を言われるならば、やはりそこは徹底抗戦するべきとは思います。一方で、善管注意義務があるので、賃借人もちゃんと生活して部屋を汚さない必要があります。時々、洗面台等の排水の故障などを放置されていて、それが原因でカビまみれ、水によって腐ったりといったケースがあります。故意でない限りは、こういったケースの修理費用は大家様の負担になりますのできちんと報告が必要です。それをしないで被害が拡大してしまうと、やはり賃借人の責任となってしまいます。
ちなみに臭気調査や消臭業務を行っていると、酷いケースもよく見受けられます。ゴミ屋敷や猫屋敷、犬屋敷、重度のタバコ喫煙などです。きちんと注意して生活していれば、次に貸し出せないような状態に」なるはずはないのですが。。。こうしたケースで弁償をきちんとしてくれるなら大家様としても、無理くり納得はできるでしょうが、お金がないので無理と言って係争になるケースもあります。お金が無いのなら、普通に生活して問題ない状態で退去すればいいのにとは思いますが、このような人が一定割合いるのが現実なんですよね。退去に際して、原状回復費用を請求されないようにするには(賃貸人側が特別悪質なケースは別ですが)、次に問題なく貸し出せるように普通に注意して暮らすのが重要です。