ニオイの裁判
- 2017年4月3日
- カテゴリー: 臭気判定士
●ニオイの裁判
ブログお読みいただきありがとうございます。消臭・消毒のクリーナーズスタッフ横山です。
不動産(マンション)を購入したが、そのマンションの屋上に生ごみの処理ピットがあり、その処理ピットからの悪臭と騒音がひどいということで(購入する際に、そのようなものがあるのは聞いていたが、そこまでニオイを発するとは聞いていなかった。)そのマンションを売った不動産会社に対して、損害賠償などの請求を起こす裁判が行われるというニュースがありました。ニオイというのは、感覚的なものですが、裁判をする以上、客観的な資料が必要になります。そこで、この原告の方は、臭気の調査会社に依頼して、臭気指数の測定を行ったということでした。この臭気指数というのはニオイの単位になります。主に悪臭の規制に用いられ、工場などの排気ガスなどの悪臭の規制をする際、そのニオイの強さを測定するのに用いられます。これは、実際にそのニオイ(空気)を採取して、これを清浄な空気で薄めていき、どの段階で無臭になるかといったことによって、測定していきます。ニオイを嗅ぐ人は嗅覚測定で正常な嗅覚をもっているとわかっている人になります。これを統計学等で計算して。臭気指数が導き出されます。
弊社でも臭気指数の測定は行っておりますし、それ以外の方法で、裁判用の資料を提出させて頂いたこともあります。ニオイの問題でトラブルなどになっておられましたら、一度ご相談くださいませ。