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災害時での遺体収容と部屋消臭などの消臭消毒作業

  •   2011年10月25日

■ 災害時での遺体収容と部屋消臭などの消臭消毒作業 ■

ブログをお読みいただきありがとうございます。消臭・消毒のクリーナーズのスタッフ、山田です。
今回は「災害時での遺体収容と部屋消臭などの消臭消毒作業」についてです。

災害時でのご遺体については火葬場が倒壊していることなどもあって、まずは土葬を行うという場合もあります。ケースバイケースですが特別な扱いなので十分な配慮が必要になってきます。ご遺体と災害時での状況などを簡単に。

●災害時での遺体収容
災害時の遺体収容については、遺体を死体袋に納めた後、死体袋表面に貼付されているプレートに遺体発見者、遺体発見日時、発見場所、発見時の状況、遺体の身元確認の有無、性別、大人・小児、損傷強度・対面不可等判明しているなどの情報を明記する、とされてます。もちろんケースバイケースです。

●災害時での身元確認
災害時でのご家族・ご親族による身元の確認を行う際は、死体袋についている小窓からの対面とし、感染予防対策上ご家族が直接遺体に触れないように配慮すべきです。損傷が強度の場合は、心情を察し直接の対面は避けることや遺留品の確認に留めるなどの配慮をしたほうがいいのでしょう。

●災害時の死体袋の活用
災害時、死者が多数の場合は非常事態として例外的に、安置は死体袋のままとしているそうです。できれば死体袋の上から全体を白布で覆うべきでしょう。
死体袋のメリットは、損傷による血液・体液・排泄物等の漏出を防ぐためだけでなく、仮に数日間一時保管する場合において、死体袋が破損しない限り腐敗した体液等が漏れ出さない、腐敗臭をある程度まで防げるというメリットもあります。

全てケースバイケースなので、その時々の状況下によることは当然なのですが、こういった場合にご遺族とのご対面のタイミングも含め、デリケートで難しい問題が多々あります。死体臭等の問題も徐々に表面化してくることも問題の一つですが。TV映像などではあまり出てこないですが、さまざまな問題があります。

ただ、ご遺族、故人様、そして生きている住居や近隣の方への配慮など総合考慮しなくてはいけません。難しい部分です。

 

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