食中毒
- 2019年6月23日
- カテゴリー: 食中毒予防
●食中毒
腐っているか腐ってないか判断する場合に重要なのが、ニオイと見た目ではないでしょうか。ここに異常があれば、腐っていると判断できますね。しかし、腸炎ビブリオやサルモネラ、ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌、O157やO111、ウエルシュ菌、ノロウイルス、寄生虫のアニサキスなどが食中毒の主な原因となるわけですが、これらがついても食品の色やニオイは変りません。なので、ニオイや見た目だけで食中毒を判断するのは非常に危険です。
また冷蔵庫や冷凍庫を開け閉めする回数が多くなると、庫内温度が高くなってしまいます。そうすると、冷蔵庫や冷凍庫に入れていたからといっても安心はできなくなります。
次に煮込み料理ですが(主にカレーやシチュー)、ウエルシュ菌が繁殖する可能性があります。加熱に強いのと中間温度で繁殖しやすいため、中途半端な温度で再加熱すると増殖する可能性が非常に高いです。やはり今の季節は、冷蔵庫でいったん冷却して、食べる際に再加熱するといった方法が推奨されます。
皆さんも安易に判断せずに食中毒によく気を付けて下さい。