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堺市美原区での消臭・消毒作業と九相図が教えてくれる命の意味

■ 堺市美原区での消臭・消毒作業と九相図が教えてくれる命の意味 ■

ブログお読みいただきありがとうございます。消臭・消毒のクリーナーズスタッフの横山です。
今回は「堺市美原区での消臭・消毒作業と九相図が教えてくれる命の意味」についてです。

現代社会では死体をまじまじと目にすることはあまりありません。
医師が死亡の判断をすると即座に葬儀社を呼びお通夜をし、翌日には火葬してしまうのがほとんどです。

古来より日本人は「死」というものをタブー視する傾向にありました。
「死」という言葉を直接使わずに「ご臨終されました」「亡くなりました」「お帰りになりました」と言うのもその所以です。
「逝く」「くたばる」「土に帰る」「夭折する」といった死に対する表現の多さは日本特有のものと言えるでしょう。

九相図(くそうず)という仏教絵画をご存知でしょうか。
放置された死体の変化が九段階に分けて描かれています。
大陸から奈良時代に日本に伝わったと言われており、日本でも江戸時代や鎌倉時代に多く描かれました。

僧が基本的に男性であるため煩悩の対象である美女が多くモチーフにされました。
中でも小野小町や檀林皇后(だんりんこうごう)が有名です。
特に檀林皇后は仏教に深く帰依していたので、諸行無常の真理により自らの遺体を埋葬せずに放置するよう遺言を残したと言われています。

九相図は死体が腐敗によるガスの発生で膨張するところからはじまります。やがて皮膚が破れ、脂肪や血液や体液が外に出ていき、腐乱が進み黒くなります。
虫がわき、野犬に食べられ、骨だけになり、やがて灰になるという過程が描かれています。

九相図の第一段階より前に現代日本では弔いの儀式を終えますので、現代の日本人が九相図を目にするとあまりの生々しさに目をそむけたくなります。
しかしながら生きとし生けるもの全てに死は訪れます。永遠はありません。この九相図は人間の儚さと生の尊さを教えてくれるのです。

仕事を通じて死生観がつくのかどうか、と考えた際には正に「諸行無常」という言葉が何かしっくり来ます、
人はいずれ亡くなる、だからこそ生きているうちに社会のため、世のため、人のため、家族のため、生きてきた証を感じて生を過ごしたいですね。
そんなことをふと感じました。

堺市美原区をはじめ、関西・関東圏での特殊清掃が必要になった場合は消臭・消毒のクリーナーズへご連絡ください。

 

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