臭気がひどい場合には、近隣への影響も拡大します。

肉や魚、野菜くずなどが、微生物に分解される時に出るガスや腐敗臭。生ゴミの悪臭は、これらが混ざり合った嫌悪感の強い臭いです。付着している微生物を減らせば、当然臭いの発生は抑えられますが、根本原因を除去することが何よりも大事です。また、住宅地の中で、ゴミや空き缶が放置されていたり、散乱している場合には、近隣への影響が大きく、早急な対策が必要になります。

ご相談事例

「当社の管理物件が、なんとゴミ屋敷に…。 臭いがなかなか消えなくて、困っています。」

PM(プロパティマネジメント)などを行う、マンション管理会社の者です。大家さんから、借り主が出た後に見に行ってみたら、なんとゴミ屋敷になっていたと報告を受けました。すぐにゴミ処理や消臭をして、片付けたのですが、隣の住人からも、部屋を見に来た人からも、異臭がすると言われます。このままでは借り手がつきません。なんとかなりませんか?

クリーナーズにお任せください!

徹底した現状分析をもとに、消臭から、害虫駆除まで行います。

原因である生ゴミや腐敗物を撤去しても、悪臭が消えない場合があります。内装材や内装下地材にまで悪臭が染み付いているからです。また腐敗臭に誘引されてハエなどの害虫が発生していることもあります。そうなると、集合住宅全体の被害確認が必要となり、大幅な工事が必要になる場合も発生します。クリーナーズでは、臭気判定士による徹底した調査を行い、問題点を明確化。発生した害虫の駆除はもちろん、あらゆる方法で臭いの元を取り除きます。

ワンポイント・アドバイス

生ゴミ・腐敗物対策の落とし穴。

生ゴミ・腐敗物の悩みで多いのは、原因解決を行ったはずなのに、結果臭いの問題が解決できていないということです。ゴミ屋敷をいくら清掃したとしても、腐敗が進んで住環境が傷んでしまっている場合には、別の改善方法を考えないといけません。まずは、しっかりと現状把握を行うこと。その上で、適切な改善策を見付け、根本の原因を確実に除去することが重要です。

生ゴミ・腐敗物対策の落とし穴。

ゴミ部屋の消臭実例

当社が実際に承ったゴミ部屋での消臭施工の流れをご紹介します。

1臭気判定士による臭気調査、消臭対策の検討

まずは、現場において、臭気強度を測定。これにより消臭施工後の臭気レベルを保証いたします。その上で、最適な消臭工法を検討し、施工全体の管理を行います。

 
臭気判定士による臭気調査
臭気判定士による臭気調査

2ゴミの撤去

ゴミがそのまま残されていた場合、堆積されたゴミを分別の上、搬出撤去します。

天井、壁面についた煤(スス)の除去
天井、壁面についた煤(スス)の除去

3内装の解体・撤去

長年のゴミの堆積などによって、(特に生ゴミの場合)ゴミからでた腐敗液が床材や壁材に直接浸透している場合がございます。まずは直接的な臭気源となっている内装材を解体・撤去します。

特殊薬剤によるコーティング処理

4特殊洗浄剤による腐敗臭等の悪臭原因物質の吸着

直接的な臭気源を解体・撤去しても、天井や壁面の内装材には、長年にわたってゴミから発生した腐敗臭等の臭いが染み込んでいます。そこで、室内全体に吸着洗浄を行い、原因物質を取り除きます。

臭気判定士による臭気調査、消臭対策の検討
臭気判定士による臭気調査、消臭対策の検討

5特殊薬剤による臭気物質の分解

スカトールやトリメチルアミン、硫化メチルといった腐敗臭の原因となる物質を特殊な薬剤で分解・消臭します。

臭気判定士による臭気調査、消臭対策の検討

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